2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今週は

何だかんだと忙しい週だった。震災3ヶ月を過ぎた位から、つまり6月10日を過ぎた位からあれこれと身の回りに雑事が増えてきた印象がある。ほぼ震災以前の様相に戻ってきたというところか。 そろそろ東京出張に行ってもいい頃だろうか。今週の週末に東京でワー…

今日は

何とか30日締め切りの論文をまとめて送った。韓国語論文で、チェック、要旨(韓国語、日本語)、参考文献などの作業を終えて、けっこうくたびれた。『韓国現代文学研究』(韓国現代文学会)のもの。うまく行けば8月に刊行予定。韓国は実に作業が早いのだ。2…

中国の騒乱

中国各地で起きている騒乱事件の記事が、とうとう朝日新聞1面に載った。内モンゴルでの大規模デモ以来、湖北省、広東省、河南省、などで大規模な騒乱が続いている。原因は様々だが、ついに内モンゴル、新疆ウィグルなどでの周辺部での騒乱から、都市部への騒…

ブンミおじさんの森

今日は2010年のカンヌ映画祭パルムドールを取った『ブンミおじさんの森』を見てきた。アビチャッポン・ウィーラセタクン監督、イギリス・タイ・ドイツ・フランス・スペイン合作。 死期を間近に控えたブンミおじさんの前に、死別した妻や行方不明となっていた…

MTV MUSIC AID JAPAN

今日は18:00から20:00までMTV MUSIC AID JAPANがあって、こちらも普段は見れないMTVで無料で公開していてその様子を視聴できました。(正確には18:00からの生中継は見れず、23:00からの再放送を視聴) レディー・ガガが圧巻でした。他の参加者を圧倒する…

日本近代文学会六月例会

今日は日本近代文学会の六月例会があって、Ustreamで視聴することができた。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/amjls/2011transn/2011transnational.html 「戦後文学・トランスナショナル――研究環境・研究方法の前線(四)」 川口隆行 方法としての原爆文学――広島の…

パク・ワンソ『大人の務め 人の務め』(박완서 『어른노릇 사람노릇』)

http://www.aladin.co.kr/shop/wproduct.aspx?ISBN=8972880760

MTV MUSIC AID JAPAN

6月25日(土)に東日本大震災の被災地支援イベントとして、MTV MUSIC AID JAPANが東京・幕張メッセで行われます。 レディー・ガガ、少女時代、SHINee、安室奈美恵、EXILEなど、豪華メンバーが出演。 東北ではパブリックビューもできるとのこと。 http://www.m…

『光州5・18』上映会――韓国の「過去」と「現在」、そしてメディアを語る

もう終わってしまいましたが、東京大学情報学環において公開授業として、『光州5・18』の上映会+ディスカッションがあったようです。主催は真鍋佑子研究室、林香里研究室。 http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/event_detail.php?id=227

たまには少女時代

少女時代「ピョル・ピョル・ピョル(星・星・星)」。少女時代の歌唱力はなかなかのものです。 http://www.youtube.com/watch?v=fLsttdqpDA0&feature=related 歌詞つきのもの

震災日記30

心理学で、震災後(など)に来る心的な状態を「多動期」というものらしい。何かいても立ってもいられない状態と言うべきか、安定を欠いて何かをしなければならないような衝迫に駆られるような状態のことを言うらしい。 震災後、被災者に限らず多くの人がその…

ドキュメンタリー映画『無常素描』

早くも東日本大震災を扱ったドキュメンタリー映画が公開されています。昨日から東京オーディトリウム渋谷にて。その後、大阪、名古屋、神戸などで公開の予定。仙台は未定のようです。

和合亮一氏のツイッター

http://twitter.com/#!/wago2828

緒方修『漂白の人びと』

1993年の本で、今は品切れです。何とか手に入れたいものですが… 漂泊の人びと作者: 緒方修出版社/メーカー: リヨン社発売日: 1993/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る

和合亮一の詩から

「私は 震災の福島を 言葉で 埋め尽くしてやる 『コンドハ 負ケネエゾ』」

東京の中国大使館への抗議行動

5月30日に行われた中国大使館への抗議行動の模様です。6月11日には大阪の領事館へも同様の抗議行動がなされたということです。 http://www.youtube.com/watch?v=Tkj4W0Wa3tI

内モンゴル、シリンホトでの5月25日の学生デモ

内モンゴルでの遊牧民メルゲンさんの死亡事故をきっかけとした大規模な学生デモの模様がYouTubeにアップされていました。中国では公式には報道されないので、貴重な映像と思われます。 http://www.youtube.com/watch?v=VvS13X3jirI&feature=player_embedded#…

マイケル・ボーダッシュ『さよならアメリカ、さよならニッポン――J-Popの地政学的前史――』

http://cup.columbia.edu/book/978-0-231-15874-9/sayonara-amerika-sayonara-nippon 来年の2月ごろに出版とのことです。楽しみです。 以下、紹介文より引用。 As he unpacks the complexities of Japanese pop production and consumption, Bourdaghs inter…

震災日記29

久しぶりの震災日記。仙台では、この頃は目に見えて新しい動きということは少なくなっている。大きな被害を受けた施設や商店が復旧を終えて、次々に再開している所でほぼ街中に行くと以前の賑わいを取り戻したように見える。ただ、目に見えたニュースのよう…

ペ・ヨンミ「1920年代における在日朝鮮人留学生に関する研究――留学生・朝鮮総督府・「支援」団体――

http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/18587/2/0200902601.pdf 一橋大学社会学研究科に提出された博士論文。たいへん実証的な史料を基にして、3・1運動前後から、関東大震災への朝鮮人留学生の反応などを扱った大著です。非常に有益な情報…

今日は

中国からの留学生とゼミ発表のチェックをした後、色々と四方山話をする。中国の事情をあれこれと聞いたが、一番印象深かったのはCCTV(中国の中央テレビ)のニュースはみな嘘だと熱を込めて言っていたこと。特に若者はCCTVのニュースを信用していないとのこ…

ちなみに

『韓国の植民地近代性』を編集したマイケル・ロビンソンとはこんな方です。インディアナ大学の東アジア言語文化学科の方。 http://www.indiana.edu/~histweb/faculty/Display.php?Faculty_ID=75

全京秀「韓国博物館史における表象の政治人類学――植民地主義、民族主義、そして展望としてのグローバリズム――」

http://ir.minpaku.ac.jp/dspace/bitstream/10502/3192/2/KH_024_2_002-01.pdf

朴美貞「植民地朝鮮の博覧会事業と京城の空間形成」

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/kiyou/pdf_21-4/RitsIILCS_21.4pp149-162PARK.pdf

植民地近代性に関して

「植民地近代性(colonial modernity)」に関しての論は、1990年代末ごろから急速に普及し、文学研究においても多くの論点を生んでいる。 一言で言って、「植民地近代性」論は、植民地期と解放後の歴史とを「近代」という連続性の下に見ようとするものであり、…

被災地同胞応援ソング オンジェオディソナ(언제 어디서나)

運動会の公演で歌われた歌。被災地の韓国/朝鮮同胞のための応援ソングです。 http://www.youtube.com/watch?v=JsNveD_E2lw&feature=related

今日は

今日は東北朝鮮初中級学校(朝鮮学校)の運動会があって、教員、大学院生、学部生合わせて一行8名で行って来た。午前の部の運動会が終わると、大焼肉パーティー、ほぼ200人分くらいの焼肉は、全国から寄せられた支援物資でみな無料! おなかが膨れると午後の…

柄谷行人公式ウェブサイト

http://www.kojinkaratani.com/jp/ 「長池講義」のサイト http://nagaike-lecture.com/ 「長池講義」は八王子市の長池公園で行われている自由講義。柄谷行人をはじめ、丸川哲史、高澤秀次、苅部直、などが講師として出ているようです。一度聞いてみたいもの…

今日は

脱原発デモin仙台に出かけて見ました。遅れて行ったので初めの集会の模様は見れなかったのですが、デモに合流して参加。その後の会場に戻っての参加者の発言を聞きました。 思ったよりも多くの人が集まっていて、おそらく300人以上はいたように見えました。…

今日は

在日コリアン3世で、朝鮮学校のオモニ会の仕事などをしている方に来ていただいて、震災後の朝鮮学校の様子など、色々うかがいました。宮城県の補助金の打ち切りなどもありましたが、在日コリアンの団結力、ここぞと言うときの助け合いの力はすごいものだった…