2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

震災日記26

一昨日、仙台駅に行ってみた。駅はまだ応急処置の痕跡はあるものの、ほとんど以前のにぎわいを取り戻していた。週末と言うこともあってか、多くの男女がせわしなく行き来するのは震災前の日常を思い出させる。宮城県だけで1万人以上の人々が亡くなったけれど…

今日は

昼間泉ヶ岳の温泉に行って、左の肩から肘にかけて龍の刺青をした白人男性を見た。身長190センチ位のやせ気味・スポーツ狩りの男性。バイクレーサーたちも来ていたので、その一行か? 夜は音楽など色々聴きあさる。

韓国映画関係の学会2つ

一つは今日シカゴで行われたもの。もう一つは去年、ニューヨークで行われたものです。 「東アジア映画における越境――移動の中のコリアン」at シカゴ大学 Border Crossings in East Asian Cinema: Koreans on the Move Screening and Discussion with Directo…

李政美(い・ぢょんみ)の世界

東京葛飾生まれの在日コリアン二世の歌手。 http://leejeongmi.com/ ド・ジョンファンの詩「タチアオイのあなた」に音楽をつけた「あなたの墓のそばに」がいい歌です。 http://www.youtube.com/watch?v=nKr4Lu8UykU 6月4日、5日には仙台に来るとのこと。仙台…

朝日新聞 声欄 「福島の高校生の絶望聞いて」 定時制高校教員(福島市 44歳)

ある授業で少し原発のことに触れた。「3号機が不調のようだね」と言うと、4年の男子生徒が怒ったようにこう言った。 「いっそのこと原発なんて全部爆発しちまえばいいんだ!」 内心ぎょっとしつつ、理由を聞いた。彼いわく「だってさあ、先生、福島市って…

台湾で活躍する日本人・田中千絵インタビュー

http://www.taipeinavi.com/special/5022948 『海角七号』の主演を演じてブレイク、そして『セデック・バレ』にも出演するようです。

台湾映画セデック・バレ

2008年に大ヒットした『海角七号』の監督・魏徳聖監督の次の作品が、霧社事件を扱った『セデック・バレ』。ビビアン・スー主演で、今年中に公開予定とのこと。霧社事件は、台湾の原住民(タイヤル族)による最大の抗日蜂起事件で、日本人140人ほどが犠牲とな…

「3・11以後、現れる”われわれ”の”差異”」

シン・ジヨンさんという東京在住(おそらく)の韓国人の筆になる文章。原題は「3・11 이후 드러나는 우리"들", 차이"들"」というもので、われわれ(たち)、差異(たち)の複数形に傍点が打たれている。『スユノモ』という韓国のウェブマガジンに発表された…

『ポストコロニアルの再ルーティング』(Rerouting the Postcolonial)

http://www.ewidgetsonline.com/dxreader/Reader.aspx?token=cuyN%2f1s6iGnrdcgfrMF49g%3d%3d&rand=912790492&buyNowLink=&page=&chapter= Rerouting the Postcolonial作者: Janet Wilson出版社/メーカー: Routledge発売日: 2009/12/10メディア: ペーパーバ…

ポール・バウマン「ポスト構造主義の受容」(The Reception of Poststructuralism)

http://cardiff.academia.edu/PaulBowman/Papers/513244/The_Receptions_of_Poststructuralism

震災日記25

なかなか新学期が始まると、平日にはブログを書けなくなるので、少し日記を書いておく。 今回の震災で、東北地方に限らず多くの人たちが怒りや悔しさの感情を表明している。無慈悲な自然や津波にすべてを失ったことへの、どこにも行き場のないような怒りや悔…

AASのプログラム(2006年)

ちょっと古いものですが、AAS(Association of Asian Studies)の2006年のプログラムを見かけました。Japan Sessionですが、なぜか韓国と日本の関係を扱ったものです。 セッションのタイトルは「(ポスト)コロニアル日本文化における他者としての韓国」という…

ブログ「民族・国籍を超え, <協働>による地域社会の変革を」  

大阪出身の「在日」二世、崔勝久さんのブログ。『日本における多文化共生とは何か』などの著書があるようです(上野千鶴子らとの共著)。 http://anti-kyosei.blogspot.com/

「満州国」文学研究会定例研究会

出席できませんでしたが、今日定例研究会があったようです。【日時】2011年5月15日(日)午後一時〜 【会場】東京渋谷、八雲クラブ(渋谷区宇田川町12-3 ニュー渋谷コーポラス1001号室。 【研究発表】 ・満洲映画協会設立以後の映画配給統制と映画館 ――「新…

ぼんじり汁

ボランティアセンターで食べた「ぼんじり」とは、鶏の尻尾の部位の名称とのこと。僅かしか取れないけれど、ジューシーで脂がのっていて人気があるらしい。亘理の郷土料理かと思って食べたのだが、特に亘理とは関係がないようです。

今日は

昨日、慣れない運動(ボランティア)をしたので節々が痛む。メンテナンスのために日帰り温泉に行って来る。夕方になって輝き始めた満月に近い月を見ながら、露天温泉に入ってきた。 それから震災以後の懸案となっていた自転車を買うことにした。燃料不足の時…

震災日記24

先週の週末に続いて、2度目のボランティアに行って来た。 先週は親戚の家に行ったのだが、今回はボランティアセンターに登録して行く本格的(?)なボランティアを経験した。ボランティアセンターに集まった100人前後の人々の前で、係りの人がどこの地域のど…

震災日記23

震災から今日で2ヶ月。最初の1ヶ月と比べると、この2ヶ月目の時間の流れはずいぶん緩やかになった。まだ時折ヘリコプターが飛んだり、救急車が走っていく音はあるが、ほぼ平常時に近づいてきた実感がある。 今週から新学期が始まったので、昨日今日と授業が…

今日は

新学期の初日。週末から多くの学生たちが来ていたが(サークル紹介などが土日にあったらしい)、今日も大勢の学生たちでキャンパスは賑わっていた。ようやくキャンパスに日常が戻ってきたかのようだ。明日からは自分も授業開始。

震災日記22

今日は宮城県亘理郡荒浜にある親戚の家に赴いて、津波被害の後片付けを手伝ってきた。院生3人を連れて行き、要するにボランティアをしてきたというわけ。 亘理郡荒浜はかなり致命的な津波被害を受けた地域で、海岸に面した部分は廃墟を思わせる光景だった。…

カズオ・イシグロのフェイスブック

もありました。 http://www.facebook.com/pages/Kyung-sook-Shin/211028218916089#!/KazuoIshiguro 今日はフェイスブックをあちこち回りました。

申京淑Kyong-sook Shinのフェイスブック

がありました。ニューヨーク在住なのですね。 http://www.facebook.com/pages/Kyung-sook-Shin/211028218916089#!/pages/Kyung-sook-Shin/211028218916089?sk=wall

真!韓国映画祭2011

東京のK's cinemaで。5月28日から6月17日まで。 http://www.ks-cinema.com/movie/korean-cinema-fes.html 行ってみたい!

Scribd 

というサイトに初めて入って見ました。著書、論文などの共有サイトで、面白いのがたくさんありました。日本でもそのうち流行りそうです。 http://www.scribd.com/

レイ・チョウの作品をテーマとしたブログ

イギリスのPaul Bowmanというカーディフ大学の人が作っているブログ。カルチュラル・スタディーズをやっていて、ブルース・リーにも関心が深いらしい。Theorizing Bruce Leeなどの著書がある。 http://reychow.blogspot.com/ ちなみにPaul Bowmanの著書。 1.…

震災日記21

連休は実家に顔を出し、買い物をして終わりそう。いよいよ明日から新学期が始まり来週からは授業も始まることとなる。(震災のために開始が遅れても、15週きちんとやるために夏休みが縮まることとなる) 連休にスーパーや、家具の量販店、DIYの店などに行…

サイードのラストインタビュー

サイードがその死から1年前に残したインタビューがDVDで出ているようです。海外だと手に入れにくいようですが、何とか手に入れたいものです。 http://icarusfilms.com/new2004/said.html

オサマ・ビン・ラディン殺害に対するラシュディのコメント

ラシュディのコメントがThd Daily Beastに載っていました。http://www.thedailybeast.com/blogs-and-stories/2011-05-02/salman-rushdie-pakistans-deadly-game/ タイトルは「パキスタンの死のゲーム(Pakistan's Deadly Game)」。パキスタンの二重のゲーム…

震災日記20

冷静で冷酷な話をすれば、復旧によって本質的に新しいものが生まれるということはない。それを復興というふうに呼び替えても同じである。災害による復旧/復興とはそれ以前の流れの延長線上にあるにすぎないし、それを加速するにすぎない。 自分の周囲の復旧…