2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

一人暮らし

しばらく家内が実家の方へ帰っていたので、一週間ほど一人暮らしをした。最初の1日2日くらいはしんどいものの、その後は慣れて一人暮らしもなかなか楽しいと思えるようになる。特に普段はできない料理を思い通りにできるというのは一人暮らしの最大の楽しみ…

傷つきやすいナショナリズム

授業ではミニットペーパーというものを使って学生に感想を書いてもらっているので、だいたいの雰囲気や空気のようなものを感じとることができる。 先週の韓国映画の授業で『グッドモーニング・プレジデント』というチャン・ジン監督の政治コメディを見た。3…

悲しい夜に

悲しい夜には詩を作ってみる 星と風が記憶を痛ませ はるかな昔の光景をはためかせるように 何日も何日も食べるものもなく 血さえもひからびてしまった心に 一滴の水をしたたらせるように 多くのことを経験しすでに終わりを望む地点に 近づいてきたことを い…

憤懣

きわめて率直に言ってしまえば、国家や企業のために献身する男性のメンタリティ、そして一歩下がって男性の言うことに従う女性のメンタリティを革命的に切断するような契機がなければこの国には未来がない。そのようなメンタリティを自ら突破することなしに…

希望

今日は山形であった日本比較文学会東北支部大会に日帰りで出かけてくる。今回は韓国時代から旧知の田尻浩幸さんが発表するので、その司会を任されたためでもある。 田尻さんの発表は李人植と東京政治学校、そしてそこで教えていた長田秋濤との関係を通して、…

悔しさという感情

震災直後の感情を今思い出してみると、悔しいという感情が底流をなしていたことに気が付く。なぜあんなに悔しいという感情が生じたのか思えば不思議であるが、この感情はおそらくそれ以前から潜在していたものだったのではないかという気がする。 震災はある…

今日は

半日かけて娘に送るためのホバクジュック(かぼちゃの汁粉)を作る。と言っても家内の助手。汁粉に入れる米粉の団子を丸めたり、かぼちゃを薄く切ったり、だいたい力仕事関係をやる。なかなかおいしくできて、夕食には余ったものを食べる。夕方に宅配便で送…

やり残した課題

先週の週末が岡山での学会だったので、帰るや否や平日の授業が始まり、やっとのことで一週間を乗り切った。疲れを取る暇がなかったのできつい一週間だったが、何とか週末にたどり着き、今日は夜に温泉に行ってきた。少しリフレッシュしないと。 ところで、こ…