2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

cojaco「いちまでぃん」

沖縄で活躍する歌姫cojacoの歌。沖縄らしいゆるやかでどこか懐かしいメロディーが、とても癒される曲。cojacoは沖縄ではかなり有名らしく、オリオンビールのCM曲「いちばん桜」を歌っているらしい。ポップスもいいが、やはり沖縄語で歌うナンバーが素晴らし…

やっと

2週間(以上)にわたったレポート採点が昨日で終わった。毎回のことだが、苦行に近い2週間である。その間、映画もYouTubeもろくにできなかったので、久しぶりに色々と音楽を聞く。 ところで、大学にいくとさっそく成績についての質問、というよりも抗議が来…

キム・ソヨン氏の講演要旨(日本映画学会)

12月3日(土)にある日本映画学会(於・京都大学)でのキム・ソヨン氏の講演要旨が届きました。最近の韓国映画をめぐっての興味深い講演となる模様です。 Just Bare Bones and Spectacular Vampires」 (裸の骨と見世物のヴァンパイア) KIM So-young(金素…

少女時代「Kissing you」

初期の少女時代の歌は、抜群に癒されます。この愛くるしさ、絶対に人を惹きつけずにはおかない魅力はほとんど反則と言いたいくらいです。今日も大いに癒されました。 ただ、最近の日本進出後の少女時代はスタイリッシュな路線に行ってしまって、このような癒…

舒婷「在诗歌的十字架上」(詩の十字架の上で)

(どこかで日本語訳も見た覚えがあるのですが、中国語原文を載せておきます。今日はなぜかこの詩を思い出す気分です。) —— 献给我北方的妈妈 我钉在 我的诗歌的十字架上 为了完成一篇寓言 为了服从一个理想 天空、河流与山峦 选择了我,要我承担 我所不能胜…

最近は

レポート採点の合間合間にYouTubeで色々な音楽をあちこち聴きまくっている。2NE1、BIG BANG、DG&TOP、マイリー・サイラス、山下達郎などなど。パク・ボム(2NE1)はすごい!

マイリー・サイラス「Restlessness」

アメリカン・アイドルのマイリー・サイラス(18歳!)だが、こんな歌も歌っている。ちなみにレディー・ガガもこの曲をカヴァーしているようです。http://www.youtube.com/watch?v=eaCeE9OI3ts 歌詞つきヴァージョンhttp://www.youtube.com/watch?v=IktMMlUNc…

震災日記32

少し時間ができたので、仙台港周辺から閖上(ゆりあげ)まで仙台周辺の海岸部を回ってみました。6ヶ月経って、ガレキの整理や、津波に呑まれた車、船などの片付けはずいぶん進んでいて、被災した家屋なども撤去されたものが多く、被災地はまっさらな造成地に…

最近

レポート採点と論文執筆とが重なって、あまり精神的・時間的余裕がない。しばらく映画も見られず、You Tubeも時にしか見られない。あと2週間くらいの苦行である。

BIG BANG「TONIGHT」

BIG BANGのことはT.O.Pが『戦火の中へ』で出ているので知っていたが、今日初めて本格的にあれこれ聞いてとても感銘を受ける。TONIGHT、最高です。日本版バージョン。 http://www.youtube.com/watch?v=1AZ72VOQQW8&feature=related BIG BANGの公式ページ(日…

小津安二郎『東京暮色』(1957)

驚くべき作品である。映画がこのように重く暗い主題を展開しうることを再認識させてくれる。ここにあるのは例えば夏目漱石が『門』の中で展開したような主題である。それは直接の原因を越えて、人間の原罪とでも言うしかないような実存的な苦悩の場面へとつ…

中島敦

古俗(「盈虚」「牛人」)、「名人伝」、「弟子」とを読了。 古俗の2編は語りもの作家としての中島敦の本領を示したもの。ファンタジー(ホラー)のジャンルに属する。彼はファンタジー作家なのである。南島を舞台とした「南島譚」の語りと本質的に同じ語り…

D-day「我是八零後」

ついでにもう一つ、中国のラップ曲。「我是八零後」という題名どおり、「八〇後」の世代の内面風景を歌ったラップ曲。「私はまだ若いのに、心はもう死んでいる」と言ったようなかなり過激で悲観的な内面風景が歌われている。驚くが、中国の若い世代は大きな…

Amit「開門見山」

今日は大学院の入試が終わって、ひとしきり台湾のAmit(張恵妹の本名)を聞きまくる。張恵妹はブユマ族の出身で、その本名Amitで2009年にアルバム『阿密特』を出しているのだが、このアルバムがすごい。以前の張恵妹からは考えられない迫力で、どれを聞いて…

テヨン「聞こえますか」(태연「들리나요」)

名曲です。この間、キム・ヨナとデュエットしたものをアップしましたが、やはりテヨンのソロのものがいいですね。 http://www.youtube.com/watch?v=36GAQyzDZGY&feature=related

長谷正人『映画というテクノロジー経験』

今日、長谷正人『映画というテクノロジー経験』を買ってきて、さっそく読む。第1章「リュミエール映画の考古学――「自生性」の発見」がことに秀逸。映画的な視覚のあり方を自然的な意味に満ちた視覚とは乖離し、対立した無意味なものとして位置づけるところに…

チャンサンコンメ『おお!夢の国』(장산곶매 『오! 꿈의 나라』)

さっそく昨日届いたチャンサンコンメの『おお!夢の国』を見てみた。1989年作品。1989年と言えば、ちょうど私が初めて光州に日本語教師として赴任した年だ。まさにその年に、光州事件を初めて本格的に扱ったこの映画が作られたことは、とても感慨深い。 1989…

中島敦

を読み進める。今日は南島譚の諸作品(「夫婦」、「鶏」、「環礁」)。抜群に面白い。ギラ・コシサンという原住民の気の弱い男の話を語った「夫婦」はことにその中でも出色だと感じた。この原住民の語りを語る視線はただものではない。「鶏」でのマルクープ…

今日

韓国から送ってもらったチャンサンコンメの『おお、夢の国』と『ストライキ前夜』のDVD、そしてキム・ソヨンの『近代の原風景』とが到着した。楽しみです。