『原爆文学研究』11号

 
 『原爆文学研究』11号、送っていただきました。
 
「生活記録」から「証言」へ―「長崎の証言の会」創設期と鎌田定夫 (東村 岳史)
大江健三郎の核時代観とW・H・オーデン―深瀬基?訳のオーデン「支那のうへに夜が落ちる」の受容― (高橋 由貴)
一九八〇年代の雑誌『宝島』と核の「語り易さ」(山本 昭宏)
消尽の果ての未来あるいは襞としてのエクリチュール―三・一一以後の原爆文学と原発表象をめぐる理論的覚書 (柳瀬 善治)
核時代の『英語青年』―「広島」「長崎」「原子爆弾」関連記事リスト(一九四五〜五二年)― (齋藤 一)

 ほかに「特集 北米文学における核の表象について」、「証言」、「書評」など