タイのスーパーバンド、ボディスラムの「キッ・ホッ(คราม)」

 フェイスブックで紹介されていたT-POP、つまりタイのポップス。タイのポップスは初めて聴いたが、キレのいいロックと民族歌謡風の女性ボーカルとが絶妙にマッチしていて、かなり気に入った。2010年のシングルだそうだが、当時タイの政治的な情勢が不穏だったこともあって、ビデオの画面には戦争やテロ、洪水などの場面がはさまれている。タイの北部イサーン地域は開発が遅れている地域らしいが、この曲の題名にはその北部方言が使われているらしい。深い事情は分からないが、北部と南部との地域格差の問題もかなり実践的に取り込んでいるかのようだ。にわかにタイのポップスや文化に興味を抱いた。