悲しい気分

 10月に入って新学期が始まった。それはそれでやりがいはあるのだけれど、色々とこの時期はもともと雑用が重なる時期で、それを一つ一つやっていくのに絶対的に時間が足りない状態に陥る。だいたい某研究費の申請を新学期のこの時期にするのは本当にタイミングが悪く、人を悲しい気持ちにさせる。
 
 この研究費の書類作成に時間を取られ、某学会の論文審査に時間を取られ、毎日授業の準備に追われ、その合間を縫って今月末のシンポジウムの準備を進めないといけない。東京出張も間に入る。誠実に時間をかけてしなければいけないことに、時間をかけられずとても悲しい気分になる。悲しい時にはYOUTUBEで音楽を聴く。今日はPSYのライブコンサートを1時間位聞いていた。だいたいこんなことに時間を使うから足りなくなるのは分かっているのだけれど――。
 
 PSYの「カンナムスタイル」は、イギリスのチャート、ビルボードなどで世界を席巻中。それを記念してソウル市役所前の広場で今日の夜ライブコンサートを開いたのだ。ソウルのイメージアップに貢献したとは言え、すごいすばやい対応でその柔軟性にびっくり。PSYに限らないが、とてもファン思いで人間的なコンサートだった。