コンピューター続報(2)

 
 思い返してみると3週間くらいこの問題で労力を消費したことになる。家のコンピューターが使えないので、深夜の寒い研究室で授業準備をしたり、試験を作ったりした。あれこれいじってみたり、院生の知り合いに見てもらったり、ウィルスソフトを入れてもらったりと色々な手を尽くしてみたのだが、それでも3週間どうにもならなかったのである。それが冗談のように一日で治ってしまうとは。何かの意志者によって翻弄されたり、絶望と希望とをバンジージャンプのように往復させられたような気持ちです。なかなか気持ちをすぐに切り替えられなくて、意志者のいたずらや悪意の余韻を引きずっています。