晩秋

 晩秋の季節になると、物思いが多くなる。ノスタルジーに浸ることもあるし、胸がふたがるような気分に陥ることもある。心がどこか遠くへあくがれ出づるような思いになることもある。そんな時には音楽を聞く。パク・ワンギュの音楽と、キム・グァンソクの音楽をこの1週間ずっと聞いていた気がする。タイプは違うけれど、どちらも深い感情を歌った歌手であることで共通している。パク・ワンギュは切ない感情を歌い上げるタイプ。キム・グァンソクは深い感情を詩人のように静かに言葉に乗せて歌うタイプ。どちらも何度も聞きたくなる歌手たちだ。
 
 パク・ワンギュ「秘密」  http://www.youtube.com/watch?v=LUXtWtNAyXE
 
 
 
 キム・グァンソク「あの日」  http://www.youtube.com/watch?v=ji1MdFEQu2Y&feature=related
 
 
 
 キム・グァンソクの歌はどれもすばらしくて、一つを挙げるのが難しい。とりあえず、今の晩秋の季節に合う歌から。