主夫業のレッスン

 
 家内と娘が韓国の実家に帰省しているので、約2週間弱の間一人暮らしで主夫業のレッスンをしている。わりとまめに朝晩料理をし、ゴミ出しをし、掃除をし、洗濯物の取り入れをしている。自分でもなかなかまめだと自画自賛している。
 
 実はこのごろ仕事が多いので、帰りが午後9時過ぎになったりするが、それでもちゃんとスーパーに立ち寄って食材を買い、料理を作っている。料理を作るのは単純に面白いし、外で外食をするよりも満足度は高い。何よりもこんなに集中的に料理をできる機会はこの機会を逃すとなかなかないので、それもあって熱心に料理をしている。今のところ今日は何を作ろうとあれこれ考えるのは楽しい。
 
 ちなみにこれまで作ってみた料理には、ちらし寿司、エビチャーハン、かつ丼、チキンライスなどがある。野菜物の副おかずもちゃんと作っています。どうもご飯ものが好きなようです。
 
 今日はおそらく簡単だろうということで、チジミを作ってみたが、これが見当はずれで実はとても手間と時間のかかる料理だった。韓国ではパジョン(簡単なチジミ)と言えば手軽にできる間食のようなイメージがあるので、そのイメージでチジミを作ってみたのだが、1枚を焼くのに10分近くかかるもので、それを3枚焼いて優に30分はかかった。
 
 焼く前に材料を30分冷蔵庫で寝かせることと言うので、空腹のまま30分待った(本当は韓国に電話をした)。それもあって、作り始めてから食べ終わるまで2時間近くかかった。チジミは時間の余裕がある時にしなければならない、と肝に銘じた。
 
 でも初めて作った割にはおいしくできて、3枚のうち2枚半を食べて満足はした(3人分作ったのです)。食べ終わって12時近く。料理というより運動をした気分です。さて、次は何を作ろうか。