この頃

 
 多事多難で色々面倒なことが起こる。しかし何とか乗り越えて、ようやく一息つけた所。今週で全学教育も一つ終わり、来週で前期の授業もみな終わりとなる。早く夏休みに入れることを祈るばかりである。
 
 最近聞いた面白い話では、中国のネット事情のことがある。中国では独自にソーシャルネットワークが発達したので、微博(ウェイボ)だとか人人網だとかの中国独自のものが発達している。ウェイボはTwitterに当たり、人人網はフェイスブックに相当するのだが、面白いのはウェイボのほうは有名人のブログが中心となっていて、学生たちは人人網のほうを主に使うのだとか。
 
 日本だとむしろTwitterの方で情報交換を行っているようだから、ネットの使い方も国によってだいぶ違うものらしい。日本ではなかなかフェイスブックの実名制は馴染まないのだろうか。私は個人的には震災以後、毎日のようにやっているけれども。
 
 中国の高速鉄道の事故の話も色々と聞いた。鉄道省のスポークスマンで会見した王勇平という報道官が中国国内で非常に悪評を立てられているのだとか。記者会見で「車両を埋めたのは救援作業の障害となるからだと聞いている」と述べて、「あなた方が信じるかどうかは自由だが、私は信じる」というコメントを出した。このコメントが中国国内で非常に話題となって、ネット上で非難が轟々なのだそうだ。