地方にいることのメリット
とは、たぶんゆっくりした時間を持てること、情報やニュースなどに煩わされず自分のペースで暮らせること、のはずなのだけれど、いかんせん今年度はそういったメリットが何もなくなってただ独楽のように回転している。
地方で暮らすにもかかわらず忙しいということは、その意味で二重のストレスを生み出す。都会の慌しさと違って、何か似合わない慌しさとでも言おうか、地と図が合わない違和感の中で生活することなのである。その無意識の違和感によって、身体的なストレスが溜まる。
震災後、しばらくそのような違和感は払拭されて、地と図が幸福に一致しているような日々を送れたのだが、また日常に戻るにつれてそんな違和感に立ち返ってきた思いがする。
馬車馬のように。今日も回転し。